
取鍋とは

取鍋(とりべ)は、鋳造の際に炉から出る溶湯を受け、運搬したり鋳込みを行ったりする耐火材容器のことで、内側にレンガやホロ砂、ラミング材などの耐火材が貼り付けてあります。
溶融された鉄は1,000℃を超えるため、取鍋にはその温度に耐え得る耐熱性と、周囲への放熱を抑える断熱性、そして重量を保持できるような強度が求められます。
取鍋は過酷な状況下で使用されることから、寿命が限られています。そのため、定期的な耐熱加工と補修を行い、深刻な摩擦や破損を事前に防止することが不可欠です。
当社では長年の経験と高度な技術を活かし、取鍋の性能を最大限に引き出すための各種サービスをご提供しています。
全ての作業を厳格な品質管理のもとで実施し、安全性と耐久性を両立させた施工を行うことで、お客様の生産ラインの安定稼働をサポートします。
サービス内容
耐熱加工

使用条件や鋳造材質に応じた最適な耐火ライニングを施すことで、熱損失の低減と寿命の延長を実現します。耐火材の選定から施工まで一貫した対応が可能です。
補修

摩耗やクラックなどの問題が発生した取鍋を補修します。部分補修から全面改修まで、状態に応じた最適な施工方法をご提案します。現地での対応もおまかせください。









